2013年5月6日月曜日

be willing to

Tom is willing to come to the meeting.
っていう文章があったら、ボクは絶対、「トムは喜んで会議に出ます」
という意味で理解しておりました。訳してました。

ところが、これ、違ってました。。。
Asahi Weekly(5月5日号) を読んでたら、この be willing to に関する説明がありまして
引用させて頂きますと、


形容詞willing には「全面的に喜んで~する」という「能動的で前向きな意志」はなく、「受動的(義務的)積極性」を表すに留まります。

上の文章の意味は、
「トムは会議に出てもいいと言っている/出るのを特に嫌がってはいない/出てもかまわない/出るのにやぶさかでない」が正しく、

なんだそうです。知らなかったぁ。ずーっと、高校生の頃から「喜んで・・・する」とばかり思ってました。
高校生の頃から使ってる、大修館のフレッシュジーニアス英和辞典(今はもう無いね)にも
第1義に、「快く~する」って書いてるもの。「快く」が太字になってるんだもん。アンダーライン引いてるし、自分。
金のフレーズでは、「働く意思がある」っていう感じでサラッとしか記載ないですね。うぅ、残念。
2,3年前に買った比較的新しい(自分の持ち物の中では)、三省堂のデイリーコンサイス英和辞典第8版の第1刷には、
「喜んで...する」とバッチり記載がありました。アちゃ~。
でも、この意味も間違いではないらしいです。
形容詞には限定用法と叙述用法とあって、限定用法の場合は「喜んで~する」という
ような感じの意味になるらしいです。
詳しい内容はコチラのブログに説明がありますので、ご確認頂ければと思います。


三省堂さんには、お問い合わせフォームからご連絡差し上げました。
将来の第9版から記載変わって欲しいです。

新しい英和辞書、買うかなー。


【追記 5/7 17:30頃】

今日書きましたが4月のTOEIC下がって、意気消沈してたところですが、
嬉しいこともありました。
willing について三省堂さんに連絡したところ、なんと返信頂きました!
大きい会社さんだから返ってこないだろうと思ってたので、嬉しいです。
次の版のときは、修正しますって。以下に、メールの一部を引用します。


このたびは『デイリーコンサイス英和辞典』第8版の記述にご指摘をいただきま
して、御礼申し上げます。
お知らせいただいたとおり、be willing to do を「喜んで…する」と訳すのは原
語とはかなり差があり、学習者にとって誤解の余地の大きい記述となっているよ
うです。改版の機会が参りましたら「…するのをいとわない」といった内容に改
めたいと存じます。


わ~い!辞書に自分の意見が採用されるなんて、超嬉しいです。
第9版買おう!結構使いやすいんです。
直ってるかチェックも兼ねてね♪



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